内容紹介
貧しいが、明るい働き者の娘だった、キヨコ。最下層の出身で“命使い捨て”の殺し屋、よるくも。よるくもの育ての親・中田はキヨコの母を殺し、彼女をさらった。自らの命が長くないことを知る中田は、キヨコをよるくもの保護者としようと考えたのだ。そして自分たち最下層民をいたぶり続ける支配者「荒磯精肉」の御曹子・王子を殺そうと計画した中田。しかし、中田は王子に返り討ちにあい死亡、よるくもは王子に拉致された。母も中田も失い、最も恐れる「ひとりぼっち」になったキヨコは、よるくもを取り戻すため、王子との死闘に臨む―――そこに待つのは、絶望なのか救済なのか!!?ついに物語はラストを迎えます!!!愛と痛みの完結巻!!
レビュー5
5/52022/03/27 まいまいつむり
生きることは食べること、と言うように食を通して再び繋がり続いていく2人が、切なくもいとおしかったです。悲しい出来事が続きますが、最後まで読めてよかった。 暴力描写は多めな今作ですが、最後の結びがそれではなくて文化的な、人らしさを感じる終わり方で感動しました。 5巻という短い巻数だけれどとても良くできた秀作だと思います。お気に入りの漫画です。 願わくば、その後をすこしでも見てみたいです。
4/52020/12/09 (^。^)
病んだ。でも全巻買った。