内容紹介
神に守られたクジャ国への復讐か、それとも希望か。ミシュアルに迫る、占い師モレクと魔笛・冥黒からの魔の誘惑。天から賜った十二の楽器をめぐる冒険ファンタジーついに完結! 神から賜った人心を操る十二の楽器ともう一つ…。後宮楽坊の長(リーダー)の「声」こそが十三番目の楽器だった。しかし不思議な声を持つミシュアルは冥黒を狙う占い師・モレクの罠にかかって声が出なくなってしまう。執拗に楽器を狙う侵略者イドリス。そして東宮ルトフィーを手中に置いて身を隠す謎の占い師モレクの秘密。魔笛・冥黒の奏者として徐々に成長していくルトフィーと双子の兄弟・アースィムの二人の運命。大きく変わる歴史の渦の中、民の声を受けミシュアルの戦いは最終章へ…!
レビュー1
4/52021/08/30 まりりん子
まつり先生の絵やお話は大好きなのですが、これは最後はしょられた感じです。ミシュアルは何故ずっと歌わなかったのかとか、いろいろな謎を残したままで終わってしまいました。途中がすごく面白かっただけに残念です。