内容紹介
『骨董屋優子』続編。1年の北京暮らしを終えて、谷中に帰って来た優子と東介。東介はタイで焼かれた珍しい青磁を持ち帰っていた。優子の鑑定では3千万円の品。それが一つの騒動を起こす。優子の帰国に喜んだ父は、酔って二階から転落して入院してしまう。そして主人が不在の間、家出して転がり込んできたのが従弟の哲也だった。哲也は遊ぶ金欲しさに、価値もわからぬまま青磁を3万円で売り払ってしまい…。
レビュー1
5/52022/08/25 Pappy
真面目で誠実な東介さんが良いな〜優子さんの大胆さと好対照で素晴らしいコンビ!骨董の知識も織り交ぜながらの人情ドラマですね。安心して読める感じが良いです。春生さんも紳士だし、とっても好きだな〜甥っ子に西川さんも揃って、この先も楽しい物語が続いていきそうな。また続編があると良いなぁ…