内容紹介
不完全なまま起動された立体魔法陣によって、本来戻るべき2013年から大きくずれた時間へと放り出された静刃たち。 辿り着いた先は、日本近海の孤島。砲声が轟くその島で、静刃はふたたび仇敵・巻六雄と相まみえる。かつては逃げ延びるしかなかった因縁の相手に、今こそ勝利し龍の欠片を手に入れる……静刃たちを逃がすため、身を捨てて2010年に残った早乙女のためにも、この闘いには負けられない!! 三度も時を超えた“歴史の反逆者”へ牙をむく『超必殺の時刻』、政争の裏で蠢く公安警察の刺客、そして龍の欠片を握り、相模湾沖に浮かぶ空母で静刃たちを待ち受ける怨敵・殲。襲い来る強敵たちに打ち勝つために、静刃たちが立てた秘策――それは環剱を失ったアリスベルが放つ“究極の対異能決戦術式”!! 恋と闘争の果てに、静刃が辿り着く答えとは――!?
レビュー1
5/52024/04/25 みそーんょ
緋弾のアリアで『妖刕』について気になり、読み始めました。時間軸が複雑ですが、2つの物語が交錯するのは読んでてワクワクします。最終巻となってしまいましたが、このあとの静刃たちの様子は「緋弾のアリアXXII、XXIII巻」で確認することができるみたいです!