内容紹介
危険な夜間アタックの末、平岡と三上は北陸を征した。太陽と月を従えて最後の稜線をゆく2人。喜びに包まれた初登頂。散っていった魂を山に解き放った2人に、山は再び危険な顔を見せる!! 歓喜に彩られた特別な時間。だが、遭難の7割は下山時に起こる。電子書籍版特典として当時を振り返る作者自身によるあとがき収録!!
レビュー1
5/52021/06/02 ポテポテト
何度読み返しても鮮烈です。 高所やワイドな景観の迫力、魅力的な人物達とその言葉とも素晴らしく、山の厳しさを伝える様々の描写によって、臨場感と重厚感をもって迫ってきます。 緊張と高揚に包まれ、目が離せません。