内容紹介
▼第１話／母▼第２話／思い描く▼第３話／日本語▼第４話／飛行機▼第５話／鉛筆▼第６話／相川先生▼第７話／荒城の月●主な登場人物／陳 昌鉉（後の名バイオリン職人。幼少の頃はひ弱だったが、何でも器用に作り出す少年）、大善（昌鉉の母。息子を何よりも愛する人）●あらすじ／「東洋のストラディヴァリウス」と称されるバイオリンを、たった一人で作り上げた男・陳 昌鉉。1929年、彼は当時日本の支配下にあった朝鮮半島で産声をあげた。母・大善にとっては、十年待ち望んでやっと生まれた子供だったが、母乳が出ないため、昌鉉は栄養失調でやせ細っていった。思い悩んだ母は、山を越えて隣村へ“もらい乳”に行くが…（第１話）。●本巻の特徴／日本統治下の朝鮮半島で、母の愛に守られて伸びやかに育つ昌鉉少年。やがて、人生を左右することになる相川先生との出会いが…。●その他の登場人物／相川先生（昌鉉の家に下宿している日本人教師。昌鉉の担任）、成哲（何かと昌鉉につっかかる近所の悪ガキ）
レビュー12
5/52020/10/19 梅ちゃんバズーカ
ヴァイオリニストの漫画はよく見るけど、ヴァイオリン製作者のお話はレアで面白いです！ 韓国人がなぜ日本嫌いなのか良く分かる。歴史の勉強にもなると思います。世界から戦争を無くしたい。 反日とか反韓とかいった偏見や先入観を持たずに、色んな方に読んでもらいたいと思いました。
5/52020/10/17 OZALLY
最終巻まで一気に読みました。 歴史観にしてもとてもニュートラルに当時の事が描かれていて、全く違和感なく読むことができました。 また、ストラディバリウスという名前くらいは聞いた事があっても、バイオリン製作という今まで興味が無かった分野の事も勉強になりました。 そして何より！ヒューマンドラマとして作品のクオリティも最高です。 久しぶりにオススメできる傑作と出会えました。