内容紹介
結婚一年半、三十一歳にして年上の夫に先立たれた絹代。ろくに働いたこともない“箱入り”の彼女が悲しみのどん底で受け取った亡き夫の遺言書は自分と出会う前に書かれたものだった。財産分与先は、隠し子と愛人…!? “終活”を怠った夫が彼女に残したもの、そして彼女が見つけた「幸せ」とは? 女性の生き様を描く珠玉の物語──
レビュー4
5/52023/04/17 うさぎっすさん
運命すごいです
5/52021/09/14 もものすけ
決して明るい内容ではなかったですが、最後はとてもいい終わり方でした! 旦那に寄生してのうのうと専業主婦で生きていくのが夢みたいな、顔だけの女にはなりたくないと心底思いました。 もちろん主婦も大変な仕事ではありますが。