内容紹介
過多なストレスから、皮膚が裏返ってしまった人間=ウラガエリ。その特徴は、自己の欲望の抑えがきかなくなること。男への過剰な嫌悪感を隠さない検事、梶井マリアは、レイプ犯の殲滅こそが“欲望”であった―――。この第3巻では、マリアをウラガエリへと導いた凄惨な事件と、“ある人物”との関係性が明らかになる。そして迎える娘・アヤカとの戦い。激しさを増すグロ描写と緻密なプロット。ページをめくる手が止まらなくなるノンストップパニックホラー。ボリュームたっぷり余韻増し増しの324ページ!!
レビュー14
5/52024/03/11 るな。
テミスが娘を殺そうとしてひどいとか言われてるけどウラガエっちゃってるから仕方ないよね。 何よりも凄いのがあんだけ酷いことをされたのに一切卑下しないところ。実際には到底無理だろうけど、毒母親の期待に応えなきゃと一貫していたところはとてつもない精神力だなと鳥肌たった。それに性犯罪者への正義の執行はやれやれと思ってしまった。酷い殺され方して当然でしょ。
5/52021/09/15 222
あなたはわたしあの娘だから私と同じなの あなたはわたしの子どもだからわたしぐらいは勉強できるの あなたはわたしの子どもだからがんばってもわたしぐらいにしかなれないの あなたはわたしより年下だし人生経験が足りないから、善悪の判断もしてはいけないしできないの 私は母にそう言われて中学ぐらいまで大人になってやっと一人前になったと思わせたら死のうと思ってた。 そんな親を人のクズだとも思ってる。