内容紹介
生川バレエ学校、サマースクール最終日―― 五代バレエスタジオに残ることに決めた潤平は、サマースクールのヴァリエーション発表を欠席し、失踪した流鶯を追うことに。想いが通じ合った都とふたり、流鶯の行く先を目指すが、その道中、流鶯の悲しい過去を聞く。何かを選ぶことは、何かを捨てること―― バレエに人生を捧げた、三人の少年少女。それぞれの道へと進むべく、砂浜で、三人のラストダンスが始まる――!!
レビュー16
5/52024/10/31 きんのすけ
読むの数周目だけど泣いた。海のところも、最後のSSのところも、泣いた。買ってよかった。
5/52024/04/15 未設定
潤平と都と流鶯の三角関係がここで一旦幕を閉じた感じかな。 流鶯には都しかいなかったから、潤平が2人の間に入る隙がない感じがまた切ないね。 でもこれでようやく潤平のバレエへの道が切り開かれる時が来たと思うと、新たな第一歩を潤平自身踏み出せたんじゃないかなって思うね。