内容紹介
巳月紘には、こいつのためなら死んでもいいと思える愛しい妹――巳月唯々羽がいる。朝、目が覚めたら二人で一緒にご飯を食べてそれぞれ仕事と学校に向かう。どんなに残業地獄が続いていても、唯々羽が「おかえり」と言ってくれたり、笑顔を見せてくれるだけで救われ、早く帰れた夜にはその髪を梳いてやったりもする。――――だが、そんな巳月兄妹には誰にも言えない秘密があった!実は、唯々羽は(売れない)ラノベ作家で、紘はその担当編集だったのだ!「このままだと、編集者さんが代わっちゃうかもしれないから。わたしはおにぃちゃんじゃなきゃ、やなの」妹を売れっ子作家にするために、紘は今日も唯々羽を膝に乗せて執筆を手伝う。時には頭を撫でて褒めてやり、一緒のお風呂で癒やし癒やされたりも!?それなのに、唯々羽が書くのは迷走したトンデモ小説ばかりで……!? 全世界のお兄ちゃん必読! 笑って泣けて心震える、熱血創作妹ラブコメ!!これは、物語を愛する全ての人へ贈る――いつか世界を変えるかもしれない兄妹の創作記録。
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