内容紹介
死を失いし者──通称「しをちゃん」。彼は2000年以上の時を生きる不死者だが、日常生活が困難なほど不器用でポンコツだった。不注意が招くヒヤリとする事態に、友人である近所の少年・「ぼく」は毎日へとへと(ツッコミで)。そんな二人のハートフルでちょいグロな日常コメディ第1巻!
レビュー2
5/52018/06/19 まえがみ
小学生の「ぼく」と不死者「死を失いし者=しをちゃん」との、ほのぼの微グロハートフルコメディ。 顔こそ怖いですがポンコツでドジなしをちゃん、冷静にツッコミ続けるしっかりした主人公の組み合わせが楽しく、途中で加わる「ちかもとさん」も魅力的! 細かい小ネタも随所にあってくすりとさせられます。 永遠の時を生きる不死者にとっては、この楽しい日々もほんの一瞬に過ぎないのかもと思うと、少し切なくなるお話です。
5/52017/11/07 ひめらいす
不死の男しをちゃんと、その友達になった少年のお話です。永遠のテーマである不死ですが、 不死となったことで失った様々な権利や生きざまに「不死も大変だな」と思わず同情してしまいます。 グロテスクな表現が苦手な人にはオススメできませんが、サクッと軽く書かれているので、それが目的の方には物足りなく感じるかもしれません。独特な世界観があって私は好きです。 ダメな大人としっかり者な子供のペアが好きな方はぜひ!