内容紹介
菜乃花の記憶を戻す鍵は隼太の声――。 桜治がその謎めいた言葉を鷹人に告げているころ、その隼太が菜乃花の目の前に。卑怯な手を使ってでも菜乃花を手に入れた鷹人。その清い心で菜乃花から身を引いた隼太。愛し方は違っても、2人の「菜乃花の彼」は一途に彼女を想い続けて…。この遠回りばかりだった恋が最後にたどり着いた答えは――?
レビュー163
5/52024/10/18 rrr
鷹人だよ、、誰よりも菜乃花を想っていたのは、鷹人だったよ............
5/52024/08/21 ふゆな
結末は私にとっては最高です。 ただここまで心理描写も丁寧にじっくり描いていたさくひんだから、ラストはちょっと駆け足でそこだけは残念。もっと「やっぱり隼太で正解!!」と読者を納得させるようなエピローグが欲しい! どう考えても思い通りにならないからって心中しようとするような人より、努力家でまっすぐで温かくて強くて優しい隼太推し。でも鷹人も成長できてよかったです。