内容紹介
『70万人の、記憶に残る――』夢を旅する不思議なペンギンと不器用な青年店主の、こころをめぐるお話―。人は眠れば、時折「夢」を見る。その「夢」が彼にとっては生きる「世界」だとしたらとても美しい「宝物」だとしたら……眠るだけで、きっとなにかが変わる――。二人と一匹が紡ぐ、心に響くセンシティヴストーリー。
レビュー1
5/52020/03/21 テンの川
とても、とても素敵な本です。 心にぽかぽか温まって残るような…私の夢にも入ってくれないかなぁ、なんて。 「悲しいものが悲しいだけだったらなんの救いもないじゃないか」 だから美しいと。この言葉になんだか救われて。 書店で本棚を流し見していたらふと目に止まって、その時は買わなかったけど、どうしても気になって翌日購入。運命的な出会いをした一冊です。 ただ、打ち切りなのでしょうか。気になります。