内容紹介
福島市内に住む芙美、あや、マユ、萌は高校3年生。それぞれの進路のために、組んでいたバンドを解散することに決めた。そんな最中の、2011年3月11日。東日本大震災、そして原発事故。不安と恐怖のなかで生まれたのは、身近な仲間たちとのいさかいだった。誰も経験したことのない現実の中で、悩み、もがきながら生きる福島に住む4人の高校3年生の女子高生たち。4人は何を見、何を考え、どんな未来を選択するのか? 今だから知ってほしい、彼女たちが過ごした1年間の素顔の物語。【第1話 収録】
レビュー6
4/52023/06/14 嘘つきに成敗を!
この日を忘れてはいけない。 12年前は20代前半でした妹と2人で家にいたら妹が異変に気づいて直後に地震。大きな揺れが怖すぎて布団にくるまって治まるのを待って停電は夜まで続いて私はいつまでも怖かった。その日暗闇の中でお弁当食べたんだけど全然食べられず。 ニュースでは悲惨な様子があって計画停電があって本当に怖かったな。 うちの地域は停電が多かったしメールは問い合わせしないといけないほど。
5/52020/01/25 Minori。
私はまだ年長だった。でも2つだけうっすらと覚えていることがある。それは保育園の友達の不思議そうで何もわかってない顔と慌てて走って迎えに来た母の顔だ。 私はほんとにあの時のことなんもわかっていない。わかろうともしなかった。この漫画を読むまでは。 この漫画を読んで、いろんなことを知った。どんなことがあって、その時どんな気持ちか… この漫画は"命の尊さ”。"生きてる"この瞬間” を教えてくれました。