内容紹介
まさか・・・アネゴが・・・ 寮に伝わるジンクス『寮長を努めると国立大学に落ちる』を知りつつあえて国立大受験に挑んだアネゴこと紅尾 鈴。しかし、彼女はジンクスを打ち破る事は出来なかった。冷静を装うアネゴにアルゴー寮の仲間達は安堵するが一帆は感情を隠すアネゴに苛立ち、彼女に手を上げてしまう。一帆の直情に自らの思いを爆発させたアネゴは一帆に殴り掛かってゆく・・。本音をぶつけ合う一帆とアネゴ。それを見守る西夜達アルゴー寮の仲間たち。彼らの胸に去来するものは・・・。その他、実は一帆は寮生たちに、いいように使われてる??「影の寮長」。アネゴが旅の途中ふらりと立ち寄ったお寺は実は...「亀山寺ララバイ」など。女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐たち男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春三部作第2弾!! 小山田いく先生の当時の単行本コメント『故郷(ふるさと)小諸にもどって暮らしはじめてから、もう四年になります。当時、東京ほど遊ぶところはありませんし、もともと人ごみや狭苦しいところが嫌いなので、本当にノンキに暮らしていますが…「漫画家たるもの、いろいろ遊ぶことも勉強だ!」と、オニの担当さんのキツいおしかり。もっともだ!と思いながらも、あ…やっぱり山のタヌキと遊びたい。』
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