内容紹介
東京で漫画家をしているニコ。家族は宮城に住む母と婆。実家は震災の時に流されてしまったけれど、婆の希望で、母が頑張って同じ場所に家を建て直した。そんな実家に久しぶりに帰省した際、ニコは婆の奇行を目にする・・・。幼い頃から、外で働く母に変わって、いつもニコの世話を焼き可愛がってくれた婆。しっかり者の婆が、なぜ・・・?大好きな婆が知らない人みたいになっていく・・・。ニコはまだ、認知症を知らなくて――。
レビュー5
5/52023/09/16 kirinlemon
ナガサレーテ イエタテール からこちらに来ました。 あの家で婆ルと楽しく暮らすはずだったのに。。 読み応えあり、購入して悔いなしです。
5/52023/05/07 ちゅん
うちの祖母も認知症を10年以上患い、一昨年亡くなりました。 共働きの親に代わって育ててもらったので、とても大好きだったけど、認知症になってからは接することがしんどかった。特に、介護をしていた母が何年もつらい思いをしていたのもきつかった。最後は、私のことも母のことも忘れてしまっていた。 この話を読んで、自分の家族のことを思い出し、重ね、涙が止まりませんでした。