内容紹介
「兄さん寄っていってよォ!」 今日も女たちの媚びた声が響く――。女は血縁だろうが手ひどく犯され馬車馬のように働かされる村から逃げ出した少女松子と竹乃がいきついた先は、なんと売春が黙認された私娼街“玉の井”だった! 村でただ働きするより、お金をもらって体を売ったほうがマシだと開き直るふたり。時代の流れに翻弄されながらも強く生きる娼婦たちのゆく末は――!? ※この作品は『ダークネスな女たち Vol.5』に収録されています。重複購入にご注意ください。
レビュー1
5/52024/01/20 ぶんちゃん
最近戦争前後や戦時中の日本の人々の暮らしが好きで、漫画や映画を読み漁ってます。 人は生まれながら境遇が違うけれど、漫画序盤で松子が言っていた「人はみんな同じ」ということ。 自分がどんなポジションに置いても、 人と接する際に忘れないで居ようと思った言葉でした。 みんな平和に、好きな人とすごしたいだけなのに。 戦争は二度と起こって欲しくないと感じます。 平和がこの先も続きますように。