内容紹介
『糸』が紡ぐ、波乱の出会い 激しい嵐に飲み込まれ、高麗・揚州に辿りついた静。この地で我が子を護りぬくことを決意し、18年の時が過ぎた――。健やかに育った娘・縁糸の将来を案じる静は、学問をおさめさせるため、高麗の都・開城へと縁糸を向かわせる。一方、チンギス・ハーンの息子・トウルイもまた、高麗での戦いの総大将に任命される。 <原作者:西川右近>日本舞踊の大流派西川流の三世家元。「名古屋をどり」の主催のほか、アメリカ公演、モナコ公演を成功させる。現在は家元を長男へ継承し、名取約5000人の「総師(そうし)」として日本舞踊の発展に携わる。
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