内容紹介
しっかり者の母親の度重なるうっかりミスに違和感を覚えた息子の良介。年末に家族を連れて帰省すると母に認知症の兆しが。自分を20代だと信じる母親。認知症の母親を認めない父親。認知症の母親を救えるのはやはり、夫しかいない?コミカルかつシニカル。リアルでありながらどこかロマンチックな「老い」と「家族」の人間ドラマ、最終巻。
レビュー3
4/52020/05/19 まあちゃん
自分の母もこうなるのかな? 切ない。 その時私は良介みたいに優しく接することが出来るかな? お母さんにはいつまでもお母さんでいてほしい。
5/52020/02/20 Kuro
読みながら涙があふれて止まらなくなりました。桜の木の下で幸せそうなお母さんと、それを優しく愛おしそうに見守るお父さん。こんな風に夫婦で寄り添って、年を重ねることができたらいいなと思いました。