内容紹介
帝への入内を控えた十二歳の薫子は、稲荷神社へ参ったところ、狐の面を被った謎の青年にさらわれ、唇を奪われてしまう。無事に戻れたものの、疵物にされたと父に誤解され、入内もなしに。だが数年後、なぜか薫子は幼い東宮の添臥に選ばれた。東宮の元服まではまだ時間があるため、薫子には指南役がつく。現れた指南役は女性ではなく、いつかの狐と似た香を漂わせる美貌の青年。本当は男など知らない、薫子の無垢な身体は、彼に優しく暴かれて…? 【目次】いろは匂ひて散りゆくを~秘めやかなお妃指南~/【特典SS】いかで見ばや
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