内容紹介
2015年の大腸がん告知、抗がん剤治療を経て、人工肛門を造設した漫画家・内田春菊。前作「がんまんが」では人工肛門になるまでがセキララに描かれたが、その後も目まぐるしい日々は続いていた――!? 手術後の体や環境の変化と不安、日常における人工肛門の反応や装具の取り付け方、障害者申請や保険金のシステム、再びの抗がん剤治療などがん治療にまつわるアレコレが重なりつつも、生活を守るため相変わらずの仕事量&免許取得へ慌ただしい毎日。その一方で、子4人も不安を抱え、時には大ゲンカも…。この大腸がんで内田春菊は何が変わり、そして何が変わらなかったのか。病と家族と真正面に向き合った、闘病エッセイの新たなバイブルです。
レビュー4
5/52020/04/11 ゆすら
父親がストーマを着けておりますが母が装着の世話をしています。手術や装具についてあまりわかっていなかったのですがこの作品を読んで理解出来ました。
5/52019/12/04 かえでん
余計な愚痴とか文句も多いけど、薬とか退院後に起こりうるトラブル、一般的な人だと描きづらいようなデリケートな部分(しかも本当は知りたいところ)をしっかり描いてくれているので万が一の時には凄く参考になると思う。 まあ医療は日進月歩だけれども。