内容紹介
弟の彰は両親から愛されて育てられているのに、なぜか姉の雅子は親からつらく当たられていた。夕飯もわずかな量しか与えられず、栄養失調寸前だった。そんな雅子を心配した担任の吉田先生は、両親に虐待をやめるように申し入れるが…!? 被虐待児の悲しい幼少期の思い出を描いた表題作のほか、認知症の母を介護する娘の葛藤を描いた体験談など計5作品を収録。 ※表題作「残飯少女~虐待された私~」は「海のささやき」を改題した作品になります。
レビュー1
4/52019/03/22 マリモ
残飯少女は、私は父か母何方の子では無かったのだろう とモノローグで それでも主人公の虐待は酷過ぎる。担任の先生や周りの人に助けられて。 『兄の手のぬくもり』は、擁護施設の虐待 色んな事情で親元にいられない子達が 虐待から保護されたのに、其処でも虐待。全部実話なんですね。