内容紹介
地球の移住先候補である赤い星を研究中の地層学者・渡辺あゆみとターナー・フランクは、未知のこの星から「毒」であると認識され、攻撃を受ける―― その時二人を助けたのは四肢のない異形の戦士。彼はあゆみを「愛しているから守った」と初対面でいきなり告白してきて…? 花屋の青年とお花のユリさん、鳥人間の族長が思い続ける一人の女性… 人じゃないものとの、ココロの交差を描くオムニバス二弾!
レビュー7
5/52024/01/29 ぱぴこ
「我々の言う愛とは覚悟だ。見返りを求めず愛すると決めた相手を愛し切るのだ」(上巻) 「俺たちの論理で未知を語ってはいけない」 「思ってもないことを言うより本当に大事なことを言った方がいい」 設定は人ならざるものだけど、同じいきものとして響く言葉がたくさんありました。 個人的にはトルソのお話が好きだなあ。欠けているのではなく、完璧なのでもなく、それ自体で完全。 上下巻共に素敵な世界観でした…!
5/52024/01/29 どこがぱずる
下巻もとても良かったです〜迷ったら買ったほうが良いと思います