内容紹介
住み慣れた「川南(かーなみ)」から、橋ひとつ向こうの「川東(かわっと)」に嫁いだ萌(もえ)は、上品で優しい姑・不二子(ふじこ)に引き目を感じながらも嫁としてなじもうとしていた。ところが萌の時だけ米がうまく炊けないなど、日々に違和感を感じるうちに、恐ろしいことがわかってくる。町の人が耳打ちした「気をつけたほうがいいわよ。あの人は『おこんじょう』だから」とは? 恐ろしさに身震いが止まらない! 嫁と姑の千日戦争!
レビュー5
5/52021/05/07 たなか
これはマジで最後まで読んでほしい作品。序盤はただの嫁姑バトルマンガなんだけど、後半にいくにつれてその枠を出ておもしろくなる
5/52019/12/11 黒田妖怪研究所
この明るい表紙とタイトルに騙された!勿論良い意味である。義母がじわじわ恐く見えてくる。次は何を仕掛けて来るのか、何れが嫌がらせに繋がるのか。 それだけでなく他の家の姑までが恐ろしく思える。何故なら彼女達も嫁いびりを、巧妙にしているからだ。 やんわりした方言も冒頭の方は小さな世界の空気をこちらに伝えるだけだったのに、何だか「ぼっけえ、きょうてえ」を思わせる不気味な要素になってきた。