内容紹介
19世紀イギリス、女性の立場が弱い時代。牧師の娘・リアは幼いころから物語の世界を愛し、小説を書くことを好んできたが、周囲の男性に「女が小説なんて無理だ」と否定され続けてきた。19の歳、男性名「アラン」を名乗って投稿した作品が認められ、小説家としての道が開ける。そして、男装に身を包み、出版社のあるロンドンへ単身向かうことで運命が動き出すのだが――
レビュー5
4/52021/09/28 未設定
わ、若草物語……?!
5/52020/07/18 ぷるーむ
出会えてよかったこの作品と。ライフステージによって刺さる作品も変わるけれど、私には今この作品がぴったりでした。 現代に生きている私ですら、私を「女性」という枠組みに閉じ込める社会の価値観や制度を疎ましくおもうのに、彼女たちの時代はいかほどだっただろうか。人=男であった時代。 違和感を放置しない、主人公の感受性の高さやバイタリティが好きです。 3巻まで買いました。今後の展開も楽しみにしています