内容紹介
かつて身を焦がした不倫の恋。心の底から愛した男が、再び私の前に現れて…。『埋(うず)み火』/最愛のひと、庸さんが死んでしまった。もう恋はしない、そう誓った私を支えてくれたのは庸さんの従弟で―。『春の国の住人』/胸の奥で密かに憧れ続けていたのは、女友達の夫。そんな彼が、私に会いたいと連絡をくれた。その嬉しさの裏に潜むのは、友への裏切りの兆し…? 『密かに、雪の降る如く』/母は、父と私を捨てて故郷へと帰っていった。私を愛してくれなかった母なのに、どうして今、彼女に会いたいと思うのだろうか―。『海への階段』/ひとりの男への想い。その愛が、身を滅ぼす情念へと女を駆り立てる―。愛という罠の物語、第4巻!
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