水晶の響

水晶の響 (1)

更新ステータス
マンガ
作者
斉藤倫
掲載誌
BE・LOVE
出版社
講談社
5 (15)

内容紹介

3歳のときに脳性まひ(小脳低形成)と診断された式町水晶はバイオリニストを目指している。耳の聞こえない親友なっちゃんとの交流の中で、自分の音をどう伝えたらいいのか悩むが、そんなときバイオリニスト中吉俊博のライブを観て衝撃を受ける。一つ年上のなっちゃんの卒業が間近に迫り、なっちゃんに「音」を聴かせたい水晶は……!?  この漫画はバイオリニスト式町水晶さんをモデルにしたフィクションです。式町さんの実際の経験とは異なる部分がありますのでご了承下さい。*ドキュメント読み切り「水晶の音」収録。


レビュー7

5/52021/12/04 炎獄さん

私も上の子は、予定より2ヶ月早く、下の子も予定より1ヶ月早く生まれてきてくれた。 妊娠も奇跡で、生まれてくることも奇跡で、その後、健康に育てあげることも奇跡で。 水晶くんとママさんの頑張りと最初の『合うもの』を見つけてる最中のバイオリンの先生が否定しなかったことで涙が止まらなくなった。まず、子どもが居る親には刺さると思う。居なくてもあれこれ考えさせられる題材だと思います。

5/52021/11/11 まんま

なんつうか言葉にならない…。 いじめは酷すぎるし小さな子が背負うには重すぎる運命。でも、次々困難に直面しながらもとにかく強く明るい。 式町さんのインタビューを見たら、お母さん、彼のデビュー直後にガンを患っていたんですね。このまんがでは語りきれないところなんでしょうが、お母さんへの複雑な感情を吐露されており、色々な意味で圧倒されため息が出ました…。


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