内容紹介
数多の男を魅了し、破滅させるたびに妖しく美しくなっていく春琴。だが『とある事件』をきっかけに、彼女の在り様に変化が――。笹倉綾人の手で現代に蘇った、狂わしくも美しい谷崎文学の傑作『春琴抄』ここに完結!
レビュー3
5/52024/01/13 凜々蝶
なんの初期知識もなく読んだ初見はただ単に、「内容は解れど意味は解んない」と「狂気とも云える執着心を持つドM男キモイな~」というのに尽きる。 この作品は原作を読み谷崎潤一郎本人のことを知ることで作品の良さや意味が解るのではないかな? ここまで見た人は笹倉綾人のX(Twitter)ホーキーベカコン番外編 謎の知的美女ナオミちゃんによる谷崎潤一郎講座も見てみよう
5/52022/02/12 るんるん
これは1度じゃなく2度読みたいと思える作品でした。ネタバレは出来ませんが佐助が思ってる事や考えてること、それは常人には理解できないことでしょう。ただ、春琴の苛烈な性格や佐助の熱情、それをこんな綺麗な絵でほんとに引き込まれる思いでした。またこのような素晴らしい作品を待ってます。