内容紹介
江戸最大の遊廓、新吉原。生者と死者の情念が渦巻くこの街で、気がつくと見知らぬ神社に迷い込んでいた、売れっ子遊女のあお。そこは強く霊験のご利益を求める者のみが辿り着くという、浮世と冥土のはざま『鎮守の社』だった…! 社を訪れるのは、美しくも悲しい過去を背負った遊女ばかり。魂を導き、救うために…宮司の楽丸とともに、あおは彼女たちの人生を紐解いていく――!
レビュー15
5/52024/01/11 mangasuki
この先生も才能の塊だなぁって思う! 絵が個性的で美麗で、しかもストーリーも面白い。 天才! 素晴らしい作品との出会いに感謝します
5/52023/06/28 かっきー
星5つじゃ足りないくらい素晴らしい。 個性的で精緻な描画、当時の吉原という「不夜城」の悲哀を、風俗・言葉から忠実に描いた作品はなかなかないですがこれは3本の指にいれたいくらい上出来。 単純にお江戸もの・遊女もの・あやかし退治ものとしては括れない見事な心理描写も見所です。 おとなの吉原絵草紙ですね。