内容紹介
闇ギルド《終焉のパンドラ》のレヴィアから“先導者の器”と認められ『無名の王国』の王となったエギルだが、元々死地であった場所に人は集まらず、国とはいえない状態が続いていた。そんな時、フィーから人が溢れている故郷シュピュリール大陸の人たちを移住させてはどうかと提案される。新大陸へ渡ったエギルとフィーはそこで九尾の力を身体に秘めた“湖の都”の長、紗霧華耶(さぎりかや)と出会う。長い間、『終の国』と争い続け疲弊した民を抱える彼女にエギルは手を差し伸べようとするが――。 一方、王国の留守を任されたエレノアたちは謎の男ルディアナに咎められ、ただ命令を守るだけの奴隷ではないことを証明しようと独断で動き出してしまう……。
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