内容紹介
天才的なセンスを持つファッションモデル・紫城真樹。めったなことで感情をあらわにせず、常に誇りを持って仕事をこなす彼女は、新米モデルの藤村渚にとって雲の上の存在だった。ひょんなことから寝食を共にするようになり、いくばくか存在が身近に感じられるようにはなっても、やはり超えようのない壁が2人の間にはある。そんなとき、方言丸出しの田舎娘・早瀬真代が転がり込むように登場。自分もモデルになりたいと言い出す。真代の出現により、真樹と渚はそれぞれの置かれた状況と自分の感情を見つめ直すことに……。そして物語の舞台はファッションの都、パリへ。映画のロケとして訪れたこの地で、真樹は失われた過去を取り戻せるのか。女流カメラマン・谷岡潤はスクープを撮るべく同行、渚も付き人としてついてゆく。きらびやかなモデルの世界の中で、風に揺れる羽根のようにはかないアイデンティティーを抱えた、2人の少女の物語。シリーズ第2巻!
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