内容紹介
最愛の幼なじみの自殺という受け入れがたい過去を封印し、意思のある球体関節人形との理想郷を創造した人形作家・宮方天音。現実世界での恋愛、過去との対峙を経て、天音の「楽園」は音を立てて崩壊しようとしていた。ついに、封印した過去を受け入れて現実に向き合う時が来た。妄想に浸って生きた過去のあるすべての読者に捧げる完結巻!
レビュー2
5/52020/09/24 eli
本当に良い作品でした。古屋先生のお話はどれも心理描写が繊細で。大人なんだけど、心までは成長しきれない感じが、もどかしく、愛おしい。 そして最後の対談で萩尾先生が出てきた事にびっくりしました。夢の共演…とりあえず、みんな見てみましょう!
5/52020/09/23 まろやか
感情の機微が本当に繊細に描かれてて、感情移入して泣きました。 素敵な作品です。