内容紹介
『人間嫌い』な森(もり)の無防備で臆病な素顔に魅せられ、定期的に家に行くようになった蓮池(はすいけ)。忙しい森のために身の回りの世話をするはずが、撫でて可愛がってくれる心地よい甘さに、触れたい気持ちが抑えられない。ついには小説執筆に支障が出るまでに…!? そこで森が命じたのは「待て」。原稿が上がるまで触れないかわりに、我慢ができたらごほうびをやるという“躾”だった。信頼を裏切らないよう言いつけを守り、なんとか迎えた締め切り当日。「もう、触る?」心待ちにしていた森からの合図に、蓮池はたまらず押し倒して――…
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