君が、仲間を殺した数

君が、仲間を殺した数 ‐魔塔に挑む者たちの咎‐

更新ステータス
小説・ライトノベル
作者
有象利路 叶世べんち
掲載誌
電撃文庫
出版社
KADOKAWA
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内容紹介

その日、ある少年が死んだ。仲間思いで心優しい、少しだけ照れ屋な……そんな彼はいなくなり、瞳に仄暗い光を宿した狂戦士のような男が、ただ一人立っていた。少年の名はスカイツ。彼は、幼馴染たちで構成されたパーティである《塔》を攻略するさなかに、魔の祝福を受けてしまう。「自分が死ぬと、その場に居合わせた仲間の“能力”と――“存在そのもの”を吸収して、時間を戻し復活する」能力。親しい友を意図せず自らの力で「喰らい」、失意の彼は次第に心を擦り減らしていく。そして、その身を削る苦しみの果て、彼は【鬼】へとその身を堕とす。《塔》に挑む者たちの異常な日々と、彼らの罪と咎を描くダークファンタジー。


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