内容紹介
「触ってもいいかしら。わたし、いまだに君のお顔を知らないのよ」石畳の街、ふたりの時間――。レトロな色彩とファジーな輪郭、心地よい空気感をブレンドしたオールカラー作品集 第3弾!ある日、偶然に出会った警察官の“彼”と家出令嬢の “彼女”。仕事を探しているという“彼女”を、“彼”は警察署の電話番として迎えた。官舎で暮らす“彼”と“彼女”の飄然とした1シーンを美しいイラストと漫画で描くお洒落でロマンチックな作品です。(収録話)SCENE.26 アンシャンテSCENE.27 あなたの色 SCENE.28 わたしの目 SCENE,29 男と女、風と煙草SCENE.30 籠の中SCENE.31 世界はたいして広くないSCENE.32 ほどけるストリングSCENE.33 似合ってるわSCENE.34 石のケーキはフォークに食べられたSCENE.35 剃刀と三つ編みSCENE.36 星蓋の足下にて
レビュー4
5/52023/12/05 御飯凸柑酒の燗
紙の本は話によって使われる紙が違っていたりもして、こだわって作られてる。これは芸術作品。私たちはその一端に触れさせてもらってるだけなんだって思う。 デジタルなら、そのぶん加味して安くしてっていう気持ちもわかる。ストーリーを追うだけならデジタルでも充分だし。 でも作者の世界観は紙の本に詰まってる。デジタルでも読めるのは間口を広くしてくれているだけ。 こんな紙本推奨コメントなんてすぐ消されちゃうな。
5/52021/09/07 だいきち
美しくてかっこよくて尊い 良き良き