内容紹介
営業マンとして働く松岡は、日常の憂さ晴らしに女装して夜の街を闊歩し、別人として視線を浴びる快感にはまっていた。そんなある日、女装姿でナンパされ、散々な目に遭っていたところを会社の冴えない先輩・寛末に救われる。不器用でトロいと悪評の寛末の純粋な愛に惹かれた松岡は、女装した仮の姿「江藤葉子」のまま逢瀬を重ね、ついには寛末から愛の告白を受ける。抑えきれぬ思いのまま、自分が本当は男であることを打ち明けた松岡だったが、寛末は困惑から松岡を強く拒絶し――？ 叶わぬ愛の苦しさと美しさを描いた木原音瀬の最高傑作、若手実力作家による待望コミカライズ！
レビュー8
5/52024/10/21 ロップいやーん
コミカライズを読んだ後、図書館で偶々、原作小説の在庫があることを知り、借りて読みました。 当たり前ですが、原作はコミカライズより更に詳細に場人物の描写があり、結局、電子版コミカライズ上下巻、ライトノベル中古品、更に文庫本小説、続編も電子書籍で購入しました。 続編で更に2人の関係は変化があります。 福田がなぜあれほど寛末を毛嫌いしたのか、続編でその答えもわかります。 とても愛しく切ない物語です
5/52024/09/08 お風呂でゆっくり
胸がいっぱいになりました。 松岡くんの溜まりに溜まった涙の崩壊、こちらも泣いた… 最後も丁寧でリアルだとも思いました。 では、続きを求めてラノベの方へいざ行かん！ （教えて頂き感謝です！！） しばらく二人の事をずっと考えてしまいそう…