スパイの妻

スパイの妻 (下)

更新ステータス
マンガ
作者
柿崎正澄 黒沢清 濱口竜介 野原位
掲載誌
サンデーGXコミックス
出版社
小学館
2 (1)

内容紹介

黒沢清監督作品、初のコミック化。完結。満州での関東軍の行為を記した夫・優作のノートを、憲兵に渡した福原聡子。祖国への裏切り、夫への裏切りに次ぐ、夫婦の選択とは。『RAINBOW-二舎六房の七人-』の柿崎正澄が映像とは別のアングルで描く、戦火に秘された恋愛/サスペンス。


レビュー1

2/52022/02/13 未設定

狂気の時代に何を信念に生きるか。 人の尊厳を大義に行動する夫と、妻。 裏切られても愛を貫く女性の生き様を描くには、時代背景が重たすぎて、上澄みをすくうような展開になり、いまいち主人公へ共感する事が出来なかった。 あの時代を知ってる人にはこのスピード展開で十分かもしれないが、平和で個人主義な現代人には、心情を理解できるだけの追体験がストーリーの中でもっと必要かもしれない。


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