内容紹介
僕に全てを与え、捧げてくれた人。90年代、アメリカ。過保護すぎる親の箱庭で、死んだように生きていた少年・アラン。旅人・ヘイデンと出会い、強烈に惹かれ合うも、彼には一か所にとどまれない放浪癖があると知る。共にいるためには、家出するしかない。それはヘイデンが、誘拐犯になるということ。それでも彼は、何もかも投げ捨て、アランを地獄から連れ出してくれる――。その轍は、逃走経路。しかし彼らにとっては――「二人だけの家」への、帰り道。
レビュー5
5/52024/06/08 jaja
あらすじにある、『強烈に惹かれ合う』まさにその通りだと思います。2人はそれぞれの過去や消えない思い出があり、それでも、君の隣にいる時だけは幸せになれる…そんな2人です。恋愛みたいなドキドキでは無く、ただ純粋に、人生の光になる存在なんです。 神様、赦し、大人。いろんなものが一筋縄では行かない2人の逃走を邪魔します。それでも2人は帰るんです。『2人だけの家』に。 家の正体?結末に号泣してしまいました
5/52024/04/27 mmi
ほんとに切ない、胸がきゅってなる、、