内容紹介
挙式を目前に婚約者に裏切られたリリーは、傷心を抱えてミラノへ渡った。愛する伯母のもとでイタリアンシェフとして働くために。だが、少女の頃の憧れの男性アレッサンドロに再会し、リリーにせつない初恋がよみがえってきて…。今はイタリア有数の実業家と言われるまでに名をあげた彼。恋の痛みを抱え、誰も信じられないリリーにはアレッサンドロと過ごすのはつらすぎる――恋なんて、この先私には必要ないものなのに、見つめられたくらいで、動揺するなんて!
レビュー1
5/52021/12/02 コメが好き
クズ元婚約者、こんなところまでようこそ笑 訴えても絶対ムリ。なんでこんなヒモ男と結婚しようと思っていたのかナゾ。 作者さまのあとがき、ちょいワルヒーローか。 全体的に紳士でとてもいいヒーローだけど、ちょいワル。そこも素敵です。 ヒロインのことをいつ、なんのきっかけで愛したのかがわからなかったけど、いつのまにか始まっていた、と思うことにします。 先生のあとがきは分冊版の特別なものかな?