内容紹介
理不尽な世界に幾度も抗った十月五日は過ぎ、わたしと未散が望んだ日々がようやく訪れた。互いにかけがえのない存在と認めつつも、あと一歩踏み出せない関係が続く毎日。心地よくも、もどかしい関係を変えようとしていた頃、友達の深安さんがトラブルを持ち込んできて……。「相沢、演劇部に助っ人できてくれ」かんたんな仕事だったはずのその依頼は、これから起こる事件の前触れで――この時わたしはまだ知らなかった。すでに魔女の呪いは世界に形を変えて伝染していたことを。恋と友情を知ったわたしと彼女の、不器用な想いにまつわるすこしフシギな物語、第2弾。※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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