内容紹介
主人公・姫野命(ひめの・みこと)は占星術師、というのは表向きでその実態は超一流の霊能力者。その彼女が危険を感じる者が現れた。フリーライターの任谷典夫が『ヒマラヤの仙人を訪ねて』という雑誌の企画でインドに訪れたときに知り合った、キム少年の存在だ。彼は仙人の息子で未来の出来事を予言する能力を持っているのだ。「恐ろしい光が日本に落ちる!」といった核爆弾を意味するような予言を多くの人たちが信じるようになれば、パニックが起きてしまう。姫野命はこうした超常現象的な事件を次々と解決していく! 【目次】 返りの風 淫想蛇行 ※こちらの作品は過去に他出版社様より配信していた内容と同様になります。重複購入にはお気を付けください
レビュー1
5/52024/09/21 やんやん
若い時に誰もが歩みを止めてしまう。 年老いて、性欲、肉欲が無くなり、初めて気づく人々が大多数だろうな。 打算で付き合って、結婚して、流れで生活している人々が大多数だろうな。 本当の繋がりの喜びを知れる。 そんな人はどのくらい居るのだろうか。 諦めの最終駅が、結婚と恋愛は別という言葉を作ったんだろうか。真の世界、深々の世界とは。 欲の先。 自身の欲に立ち止まらずに、直に見据え、踏み越えて行く。 先へ