内容紹介
「この人はもう私の体に興味がないのだろうか」子宝を待ち続けて7年──。妊活に励んでいる結婚10年目の専業主婦・小宮織恵。妊活に積極的ではない夫・卓也のモラハラ、友人のSNS上での出産報告に惨めになることもしばしばだ。自分の存在価値に悩むある日、産婦人科に妻の付き添いで来ていた男性・啓介と知り合い、妊活の話題で意気投合して…? ──妻であるとは? 母になるとは? そして、女性とは──女性の普遍的テーマを繊細に描いた渾身の一作!!
レビュー48
3/52024/09/04 mtk
由井さんとの間に奇跡的に子供を授かるエンドだったら良かったなあ、、、
4/52024/09/01 ぷぷたろく
妊活してた身としては、この終わりに異を唱えきれない。子供ができる可能性のある方を取るのはわかる。 妊活中って普通の精神でいられないんだよね。どんなに好きであっても「もし子供ができなかったら?」「子供ができる可能性を取った方がいいのでは?」って、全てを子供ベースで考えてしまう。 だって本能レベルで子供が欲しいんだから。