内容紹介
バカな男どもが求める“かわいげのある女”になんか私は絶対なってやらない!!WEB広告会社でデザイナーとして働く山田さくら(34)は、中途同期の花川にじこ(30)と小島啓午(34)に、いつもの様に居酒屋で上司の愚痴を言っていた。2人のアドバイスを余所に、納得いかずにいじけるさくらだったが、優しい言葉で包んでくれる啓午のことが密かに気になっていた。そんなある日、新しい仕事を一緒にすることになった、後輩のディレクター半田今日介(32)から、自分が過去に制作したWEBサイトを「なんか痛い」と失礼なことを言われる。さらに啓午とにじこは2人っきりで一夜をともにしたようで……!?※本作品は『かわいげのない女【単話】』(1)~(6)が収録されています。
レビュー1
5/52022/01/09 time
アラサーで、現状自分自身が可愛げのない女だと思ってます。完璧にやりたくて、でも出来なくて辛い!みたいな状況から抜けられず…。言い寄ってくる男性にも、ニコニコ照れ照れ出来なくてって感じです。だからといってぶりっ子の人達を目の敵にもしないけれど。報われないなぁって思ってたところにこの作品読んで泣きました。この性格をもう少し褒めてあげてもいいかもと。