内容紹介
「花売り」の仕事が稼げると耳にしたシルックは、没落寸前の家を少しでも助けられると喜び、娼婦の隠語とは知らず早速兄に相談を試みる。だが帰宅した邸には兄の友人であり、苦手なウーノの姿が。話題に困り花売りのことを語ったシルックに、彼は声を荒げ「ならば、俺と結婚するがいい。そうすれば家の借金はすべて返してやる」と苦々しく告げた。意図は分からずも、名門伯爵家の嫡男であり王宮騎士団長のウーノに嫁ぐことは、花を売るよりも確実に家を助けられると悟り、シルックは彼の妻になることを決意。始めこそ彼との生活に不安を抱いていたが、ウーノは不器用ながらもシルックを慈しみ、そして毎晩彼女を抱きたがるのだった――
レビュー2
4/52021/12/28 みゆみゆ
とてもテンポよくあっという間に読んでしまいました。。。2冊分がギュッと1冊になってますね~(笑)面白いのに少し残念です。挿絵もないのが寂しい。。。2人の距離が近づくまでをもう少し丁寧に読みたかったです。
4/52021/09/08 mxmx
P43後を継ぐではなく跡を継ぐかと思います。