内容紹介
芥のイズショットに細工をした人間が基地内に――!?…そんな疑念はさておき、芥は自分と入れ替わりで基地を去った鳥取基地の元隊長・桐生のことが気になり聞き込みを始めていた。誰に話を聞いても良い噂しか出てこない桐生隊長だったが、百福は何かを隠しているようで…?
レビュー7
5/52023/11/03 はち8
さらっとしたジョークと切り返しをうまい具合に日常会話の中に落としこんでて凄い。 「エイリアン襲来」という非日常な設定だけど、その中にもちゃんと日常があって、それぞれの人の営みや交流があって…日常って大事なんだな、と思える作品。 登場人物同士というか登場人物と読者の距離感の取り方も巧みなのだけど、「そこにどんな感情が存在するののか」はあえて描かなくて大事なところは想像に任せてるのも凄いな
5/52023/07/17 Safran
ちょっとすると重くなりそうな人間関係とかご時世にまつわるテーマも、絶妙なバランスとテンポでついつい笑ってしまうストーリーです。サクッと読めるのに読み味さわやか!古賀さんの「動物と話せる人」の一発ギャグがめちゃくちゃ気になります。