内容紹介
「あなたが後悔しなければ、苑子さん」「…え、どうして私の名前…」「まだ思い出してくれない? 僕は一目で分かったのに」「あーっ!? 章太郎君!?」なんと彼は7年前にフラれた元彼の弟だった。当時、高校2年生だった彼も今や24歳の立派な大人。でも私は30歳で6歳も年上なのだ。「1週間後、またあの店で待ってるから」とか言われたけど社交辞令に決まってる。友人に「男はみんな結婚相手なんてせこいこと考えてないで、年下の男との恋愛を楽しむくらいしてみなさいよ」と煽られ店へ。でも1時間待っても来ない。やっぱり社交辞令だったんじゃない。それを真に受けてこんな所までのこのこ出て来て。バカみたい。出口で男とぶつかり、もうなんて日なの!?
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