内容紹介
四十年輩の男性が、20年ほど前、大学卒業後、社会人1年目の盆に里帰りした時の体験。地元の友人と深酒をして実家まで歩いて帰る道すがら、地元唯一の小さな商店街に差しかかった時の事。なつかしい気持ちに誘われてフラフラとシャッター街になってる商店街を歩いているうちに、幼い頃聞かされた都市伝説を思いだす。「暗くなってから商店街通っちゃだめだからね……。赤い口開けて、笑いながら後ろついてくるよ…」そして、その都市伝説のきっかけになった凄惨な事件があった事を知る事になるのだが……。初出:オーディオブックCD 「実説 城谷怪談撰集 一」収録
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