内容紹介
石原苑子著『祖母から聞いた不思議な話』が、お求めやすい分冊版で登場です! 戦前、岡山県の片田舎で著者の祖母が経験した数々の不思議な話を、幼い頃に童話代わりに聞かされた孫娘が漫画化。SNS上で発表するとたちまち評判に。2021年に電子書籍化されると、無名の新人漫画家の初単行本にも関わらず、Amazon電子書籍売上総合ランキングで、アニメ化やドラマ化された大ヒット作品たちに囲まれながらも、最高31位にランクインする大健闘で、さらに評判になりました。真冬に咲いた梨の花と父の死、吹雪の日に現れた謎の犬、宮大工を誘惑する灯籠越しの美女、若くして亡くなった兄にまつわる出来事、叔父のカナヤのおっさんが遭遇した銀色の小狐、山を埋め尽くした無数の怪火“宙狐”の話などを収録。漫画12ページ+著者エッセイ+民俗学者・大月隆寛氏による分冊版用特別書き下ろし解説も収録、篁千夏による雑文もついでに。お手軽に読める分冊版で、まずは不思議な体験をしてみませんか?
レビュー5
5/52024/11/21 ラパン
渦中の兵庫県も不思議なことたくさんあるよ。 私の孫も不思議話を後世に残してくれんかな。 私結構不思議話持ってるねんけどな。
5/52024/11/17 三兄弟
お勧めにあがってきたので試しに読んでみたら面白い! おばあちゃんの不思議なお話を通じて、 当時の人々の、厳しい自然の中でつつましくもたくましい暮らしぶりが垣間見られます。 日本昔話をもっとリアルにしたような、おもしろいだけで終わらない、民俗学的にも貴重な漫画だと思います!