内容紹介
『今日』を何度も繰り返す世界で、選ばれなかった一日があることを「わたし」だけが憶えている。そして、繰り返す『今日』は気まぐれで、『今日』が終わったらリセットされて、明日また来る『今日』が、同じ一日になることは殆どない。そんな呪いを受けた相沢綾香の前に現れたのは、「相沢綾香さんっていうんだ。私、稲葉未散。よろしくね」そう言って次の日の『今日』も繋がりを作ってくれる稲葉未散。繰り返す『今日』の中で生まれて初めての友達という関係と、少しづつ縮まっていく距離に戸惑いつつも、静かに変化していく「わたし」の気持ち…。恋も友情も知らなかった、そんな「わたし」と「彼女」の不器用な想いにまつわる、すこしフシギな物語。第12回GA文庫大賞金賞受賞の話題作が遂にコミカライズ!!
レビュー1
5/52022/12/13 大晦日
なんとなく読んだら普通に名作の予感