内容紹介
鳥好きの新人電力保守係の大空隼翔。そんな彼には、電気保守係には致命的な高所恐怖症というハンデがあった……。訓練でハンデを克服しようと努力するが、目がくらみ、一歩も登れない大空を、激しく叱責する職場の先輩、高木。そんな衝突しあう2人が暴風雨の夜、停電を復旧させるために現場の山に向かうことに。激しく雨が降りつける山中で、高木が負傷し、電柱に登れなくなってしまう。残された大空は、幼少時代の隠された思い出を胸に、ひとりで電柱に登り始める……!!
レビュー1
5/52022/08/11 サミー
電力不足が叫ばれるようになり、当たり前だと思っていた電気が、こんなにも人々の日常生活を支えていたんだと痛感するようになりました。影で支えてくれている、こういう人達がいるからこその安心な生活なんですね。若者の真っ直ぐな気持ちが心地よいです。